
引用:©2016 三部けい/KADOKAWA/アニメ「僕街」製作委員会
アニどう評価:
「あの日、彼女は死んだ。」
僕だけがいない街はタイムリープものとサスペンスをあわせた珍しいタイプのお話です。
サスペンスというと推理モノという感じがしますよね。
これにタイムリープが合わさってしまうとネタがバレてしまってるので推理も何もなくなってしまうような気がします。
ところがどっこい!時間を戻しても謎は謎のまま!結果はわかっても見えない犯人・・・!
評価ポイント
- 見かけは子供、頭脳は大人!でも推理のプロじゃない。
- 犯人は大人。空手の達人もいかければキック力増強シューズなんてのもありません。
- サイコパスって怖いですよね・・・。
- 殺される日が判ってる。逆算していく推理ものってスリリング
僕だけがいない街のあらすじを紹介
主人公『藤沼悟(ふじぬまさとる)』28歳。独身、フリーター。

引用:©2016 三部けい/KADOKAWA/アニメ「僕街」製作委員会
漫画家を目指すものの、パッとしない彼の作品は一向に芽を出す気配もありません。
それもそのはず。彼は人付合いが苦手で人の心に踏み込むことを極端に嫌っています。
そんな人の書く漫画が面白いはずもありません。
悟がこんな性格になってしまったのも、彼だけが持つ特殊な能力が影響しているせいです。

引用:©2016 三部けい/KADOKAWA/アニメ「僕街」製作委員会
彼は『再上映(リバイバル)』と呼ばれるタイムリープ能力を持っていました。
普段何気ない生活を送っていると急に感じる胸騒ぎと違和感。
目の前を青い光がチラついたと思った瞬間、1分〜5分程度時間が巻き戻るんです。
リバイバルが起きると必ず周囲で事故や殺人、誘拐など良くないことが起こります。
悟は周囲に感じた違和感の元を探し、驚異を取り除くことでトラブルを回避してきました。
大抵は何事もなく終わりますが、まれに自分だけ損害を被ることもしばしば。
下手に人に関わることで、なんだかんだ損をしてしまうため悟は人と関わることを極端に避ける正確になったのです。
物語は悟がバイトのピザ配達をするところから始まります。

引用:©2016 三部けい/KADOKAWA/アニメ「僕街」製作委員会
配達中に発生したリバイバルによって、複数の死傷者を出すトラック事故を未然に防いだ悟でしたが、自身は事故になり二日間意識を失う羽目になります。
事故の知らせを聞いて実家である北海道から母『佐知子』が上京してきます。

引用:©2016 三部けい/KADOKAWA/アニメ「僕街」製作委員会
これが悲劇の幕開けとなります。
きっかけは悟と佐知子が近所のスーパーへ買い物に訪れた時のこと。
悟はまたしても周囲に違和感を感じ、数分のタイムリープをします。
「母さん。このあたり、何かがおかしい、注意深く見て!」

引用:©2016 三部けい/KADOKAWA/アニメ「僕街」製作委員会
結局、どのような驚異が起きていたのかわからなかった悟にたいして佐知子が一言。
「誘拐事件を未然に防いだよ・・」
ことの真相については、佐知子自身もまだ確信が持てていない様子。
詳しいことを聞くことができないまま数日たったある日の晩。

引用:©2016 三部けい/KADOKAWA/アニメ「僕街」製作委員会
いつもの通り、バイト先から帰宅すると悟が目にしたのは母『佐知子』が何者かに刺殺された現場。
周囲は近所の人の通報により警察に囲まれた状態。
悟は犯人として疑われることになります。
とっさの出来事に逃げ出そうとした瞬間にリバイバルが発生します。
タイムリープした先はなんと18年前の1988年。
かつてここまで大きなタイムリープを経験したことがない悟は困惑します。

引用:©2016 三部けい/KADOKAWA/アニメ「僕街」製作委員会
なにせ、28歳だった体はすっかり縮み、小学校5年生まで逆戻りしているのですから。
ただ、悟は知っていました。
これはチャンスだと。
リバイバルには意味がある。
この小学5年生の時期は佐知子の死につながっていると。
「ここで驚異を取り除けば母の死を回避できるかもしれない・・・。」
そして思い出します。

引用:©2016 三部けい/KADOKAWA/アニメ「僕街」製作委員会
1988年3月1日にクラスメイトである『雛月 加代(ひなづきかよ)』が連続誘拐殺人事件の被害者となって殺害されることを・・・。

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僕だけがいない街のみどころ。評価の高いポイントは?
サスペンスなので、推理し行動するという頭脳戦で話は展開していきます。

子供が事件を解決するというストーリーは名探偵コナンを想像しがちだけど、全然違う。


引用:©2016 三部けい/KADOKAWA/アニメ「僕街」製作委員会

ちょっと大人の考え方ができるようになっているだけで、高い推理力があるわけでもない。


引用:©2016 三部けい/KADOKAWA/アニメ「僕街」製作委員会

周囲の大人の信用を勝ち得ているわけでもないので慎重な行動が必要になる。



高評価!タイムリミットが決まっているサスペンスはスリリング

引用:©2016 三部けい/KADOKAWA/アニメ「僕街」製作委員会
ふつうのサスペンスは誰がいつ殺されるかわかりません。
基本的に誰かが殺されてから推理によって解決していくのがパターンですよね。
僕だけがいない街は誰が殺されるかも判ってますし、いつ殺されるのかも判ってます。




高評価!一筋縄では解決しない事件に対してのタイムリープが評価高し!

引用:©2016 三部けい/KADOKAWA/アニメ「僕街」製作委員会
そして、悟は失敗するというところ。
事件は簡単には解決できません。
そして、犯してしまう大きな失敗に対しての希望の光が『リバイバル』。



高評価!犯人も切れ者。密度の高い頭脳戦は見もの

引用:©2016 三部けい/KADOKAWA/アニメ「僕街」製作委員会
こちとらタイムリープを武器に戦ってるわけですし。
誰がいつ殺されるかもわかってるし。





でも、先回りされてしまう理由がわからない。犯人はこれがジレンマなんだよね。


一連の事件によって不幸になる人全てを救う。これが最終的な母の死の回避につながるんだ。
高評価!守る人は守りたい!って思わせてくれるキャラ設定

引用:©2016 三部けい/KADOKAWA/アニメ「僕街」製作委員会




しかも何者かに無残にも殺される運命を背負っている・・・。
でも内面はすごく女の子なんだよね・・・いや〜〜これは守りたいよ。この娘はどげんかせんといかん!

追い詰めて・・追い詰めて・・からの敗北、からの逆転・・!
いや〜!サスペンスなのでこれ以上は言いません。
後はあなた自身の目で確かめて下さい。
僕だけがいない街はアニメ以外にも原作コミックや藤原竜也主演で実写映画化もされています。


犯人を知らないほうが絶対に面白い。





週末に見る作品としてはめちゃくちゃおすすめです。