
©「京都寺町三条のホームズ」製作委員会
アニどう評価:
【乙女の恋心×良質なミステリー】を絶妙に組み合わせたアニメ『京都寺町三条のホームズ』。
一見少女漫画かな?と匂わせる絵のタッチとストーリーなのですが、なかなかどうして見応えのあるミステリー作品なんですよ。




ちょうどアニメも始まったからさ。まぁ見てみうかなって。
しかも謎解きミステリーもあるのだから見ない理由がない。


京都寺町三条のホームズのあらすじと魅力をネタバレなしで!
舞台は京都の寺町三条商店街にたたずむ、骨董品屋兼喫茶店の『蔵』。
この蔵で働く鑑定士の家頭清貴(やがしら きよたか)は本作のヒーロー。

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鑑定士としての腕前は超一級でありながら、その非常に鋭い観察眼は人の行動や心理も読み取る才能を持っていました。
この町の人は探偵のようなセンスを持つ彼を『寺町のホームズ』という異名で呼んでいます。

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物語の始まりは主人公の女子高生『真城葵(ましろ あおい)』が亡き祖父の所有していた骨董品を持ち込むところから始まります。
葵が持ち込んだ骨董品に高い価値があることを鑑定した清貴ですが、同時に葵が親に内緒で骨董品を持ち出してきたことも見抜いてしまいます。

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葵はある理由でどうしてもお金が必要だったのです。
事情を聞いた清貴は『蔵』でアルバイトをして貯金をしてはどうかと提案をします。
やがて葵は蔵でのアルバイトを通じて様々な骨董品に触れ、鑑定士としての目を養っていくことになります。

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そして、骨董品の裏に存在する影『模造品』にまつわる事件や依頼人が抱えた驚異といったものに巻き込まれていくのです。



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京都寺町三条のホームズってどんなミステリーがあるの?

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鞍馬山荘遺品事件簿
清貴の父・武史の作家仲間である『梶原直孝』が亡くなった。
遺族に相談したいことがあるとメッセージを受けた武志は息子『清貴』につかいを頼むことになりました。
清貴は葵と共に蔵馬にある梶原家の山荘を訪れます。
そこで待っていたのは、梶原直孝の妻『アヤコ』と3人の息子、長男『フユキ』と次男『アキヒト』、三男『ハルヒコ』。そして秘書の『クラシナ』だった。

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相談内容は梶原直孝が3人の息子へ遺した3枚の掛け軸についてでした。
この掛軸は美術品としての価値が全くないものでありながら、何者かに燃やされてしまったとのこと。

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犯人は遺族の中の誰か・・・と疑う一同だったが、結局のところ真相がわからず終いだったため、ホームズとしての異名を持つ『清貴』に事件の真相解明を依頼したということだったのです。
つまりははじめから父のお使いではなく、清貴本人への依頼だったというわけです。
話を聞き終わった清貴の開口一番は驚くべき言葉でした。
「犯人の目星はもうついていますよ・・・」

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その言葉に驚く遺族一同。
確証を得るために、遺族たちから梶原直孝の人柄と遺品の掛け軸を見た感想についてヒヤリングをする清貴。
その場にいる、全員に同じ質問をしていきます。
清貴は梶原先生は息子達へのメッセージを掛け軸を通して遺したのだと説明します。
そして、長男のフユキ、次男のアキヒトへ掛け軸から読み取ったメッセージを伝えます。
そして、三男『ハルヒコ』へのメッセージを伝えようとしたその時「やめて!!」と叫ぶ、アヤコ。

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そして掛け軸を燃やしたのは自分だと白状します。
これで事件は解決したと、場を立ち去ろうとする清貴を追って次男アキヒトが詰め寄ります。
まだ三男『ハルヒコ』へのメッセージを聞いていない!と。
そして清貴は言います。
「・・・聞かなければよかったと、思うかもしれませんよ?」
この事件の真相はどのようなものだったのでしょうか。

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ヒントは三男に遺した掛け軸にかかれていた『灯籠を手にした奉仕と武将が描かれた平忠盛の絵』。

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そして、妻アヤコへ送られた『アクアマリン』です。



乙女の恋心を描くストーリーもあり。

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原作者も女性ということもあるのか、おそらく女性がとても共感できるような内容になっているんじゃないかと思う。


アニメ『京都寺町三条ホームズ』は一晩で一気見できる良作

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