
引用©残響のテロル製作委員会
アニどう評価:
「この世界に、引き金を引け。」
こんなキャッチコピーで始まる、『残響のテロル』は主人公が犯罪者という位置づけになっています。
『IQの高い犯罪者 VS 敏腕刑事』ってシチュエーションに燃える人は絶対に見ておくべきアニメ作品です。
実写ドラマでは”絶対に再現できない”映像演出はアニメならではですよ。

充実した週末のお供におすすめのアニメ作品だ。

残響のテロルのあらすじをネタバレなしで紹介
「残響のテロル」は、2人の少年から始まります。
九重 新(ナイン)と、久見 冬二(ツエルブ)は、幼少期よりある施設にある被検体として収容されていました。
彼らは17歳のある日、ある計画の為に、施設から核燃料であるプルトニウムを強奪し脱出に成功します。
そして、普通の高校生として世間に雲隠れし身を潜めます。
その頃、世間ではある爆破予告動画が注目を集めていました、
内容は、スピンクス1号・2号と名乗る2人の人物によって都庁を爆破するというもの。
犯人はナインとツエルブ。
彼らは動画での予告どおり、都庁を爆破し世間を恐怖に陥れます。
彼らに立ち向かうは柴崎健次郎。元警視庁捜査一課刑事です。
ナインとツエルブは警察へ挑戦状を出すかのように、第2、第3の犯行予告動画を出していきます。
しかし、偶然にも犯行現場を同級生のリサに見られてしまった2人は、リサを共犯者にする事にします。
物語はナインとツエルブ。そして柴崎刑事との頭脳戦をメインに展開していきます。
彼らの真の目的とは・・・?
そして、幼少期に収容されていた施設で何が行われていたのか・・・?
話が進むにつれて明かされていく巨大な陰謀。
やがて事件は日本全土を巻き込む壮大な”ゲーム”に発展していきます。





今回のあらすじ紹介は全くもってネタバレをしていないよ。
表面だけをすくって紹介したというわけさ。
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『残響のテロル』みどころと感想
感想としては、とてもテンポが良くて、最初から目が離せない展開が続きます。
ここで、個人的ですが、見所を紹介したいと思います。
主人公2人の友情が熱い!
なんといっても見所は、やはりここだと思います。
冷静沈着で、感情がなかなか読めない新と、陽気で感情が分かりやすい冬二は、一見すると正反対な性格をしています。
ですが、2人はまるで兄弟のように互いを思っていたのではないでしょうか。


リサという存在の大きさ
そして、リサの存在もまた大きかったと思います。
学校でもいじめられ、家庭でも精神的に不安定な母親に追い詰められ、彼女は居場所を失っていたのだと思います。
そして、そんな時に出会ったのが、ナインとツエルブだったのです。
きっと、リサにとってはやっと出来た居場所だったのではなかったのでしょうか?



正義とは何かを考えさせられる内容
そして、一番の見所はやはりここだと思います。
スピンクス1号と2号が起こした事は、確かにある目的の為とはいえ、誉められた事ではありません。
ですが、時には自分達にしか出来ない事を起こす行動力も必要なのだと、本当の正義とは誰かに誉められる為ではないのだと、教えてくれた気がします。

